SysMLチュートリアル・テキスト日本語版刊行
2008年 12 月 3日
【OTI 出版部】 オブジェクトテクノロジー研究所は12月3日、SysMLのチュートリアル・テキスト改訂版を翻訳・刊行した。このチュートリアルは、本仕様の執筆に深く関った3人の著者、サンフォード・フリーデンタール(ロッキード-マーチン社)、アラン・ムーア(マスワークス社)、リック・スタイナー(レイセオン社)が、OMGやINCOSEなどで行ったチュートリアルのテキストとしたもので、2006年7月に初版が出た。今回訳出したのは2008年6月に改訂・発表されたもので、大幅とは言えないまでもかなりの修正がなされている。
全体に説明が分かりやすくなり、アクティビティ図の解説や図が更新された。また、アクティビティ図のノード記号やシーケンス図のインタラクションの演算子のまとめなどが追加されている。この2年間に使用した経験を反映したものと思われる。3人の共著者は、SysMLの解説本 (A Practical Guide to SysML, Morgan Kaufmann, 2008)も書いており、500ページ以上の大著だが、「半しろうとの読者を対象とした技術解説書としてベストな内容」という定評を得ている。
翻訳はオブジェクトテクノロジー研究所が行い、OMGの承認のもとに公開した。本資料は、主として個人での使用が想定されているが、社内セミナーなどで10部以上の単位で複製・配布される場合は、要連絡。また、内容、訳語などについての問合せ、意見などは下記へご連絡ください。
(オブジェクトテクノロジー研究所・出版部 SysMLチーム:info@otij.org)
(更新履歴) 資料の125ページで製品名に誤りがありましたので訂正しました。[12/5]
参考までに、英語で入手できるSysMLの解説書は3冊。いずれも今年出たもの。
- A Practical Guide to SysML, Sanford Friedenthal, et. al., Morgan Kaufmann, 2008
- Systems Engineering with SysML/UML: Modeling, Analysis, Design, Tim Weilkiens, Morgan Kaufmann, 2008
- SysML for Systems Engineering, John Holt, Simon Perry, Inspec/Iee, 2008
なお、SysMLの対象領域であるシステムエンジニアリングの国際的団体であるINCOSEの日本支部(代表:狼嘉彰・慶應大学教授)が、2007年より活動しており、「最新システムエンジニアリング情報館」という情報サイトもある。
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