欧州半導体産業の危機は他山の石か

2008年 12 月 4日

半導体製造装置メーカーの国際的団体であるSEMIは、EUと各国政府に対し、欧州半導体業界の支援のための措置をとるべきであると主張している。今週のブリュッセルでのフォーラムを中心に、業界のリーダーと政策担当者や関係者との一連の協議を続けているようだ*。 Read more

アーキテクチャを考える(3):国家と情報技術

2008年 11 月 1日

【鎌田博樹 (本誌編集長) 】 アーキテクチャは、とにかく「複雑な」システムを扱うために必要になる枠組みである。システムはもともと、入れ子式に、あるいは結合、連携して大きなシステムを構成する。現実世界にあるものは、とにかく複雑なものが多い。循環系、消化系、呼吸系、内分泌系、神経系…などが連携して構成される人間、人間が構成する会社や社会は、すべてシステムだし、人工システムの代表である自動車一つをとっても、車体以外に、GPS系、生産系、交通系、金融・保険系、エネルギー系などのシステムが関連している。いまや、 コンピュータシステムの対象は、これら実世界のシステムとなった。 Read more

IT コラム集『Object-Insiders』

2008年 10 月 1日

広くITに関するコラムを掲載した編集長ブログ、『Object-Insiders』をご紹介します。

内容は、本誌『ObjectReport』の素材となるニュース、 情報の紹介と分析をはじめ、コラム、編集ノートや後日談など、公式情報を出版する過程で消化された面白い情報を少し加筆したもの。本誌の姉妹版です。

2008年6月より、本誌の誌面変更にともない、Object-Insidersの記事は本誌のコラム、エディトリアル欄に掲載することになりましたが、過去記事として引き続きお読みいただけます。ご意見やご質問などがございましたら、下記メールアドレスまでお願いします。 出版部: objectreport [at] otij.org

コラム ─ 広告:自己満足型から共感型へ

2007年 7 月 24日

【編集長 鎌田博樹】 IT は、おそらく広告で最も扱いにくいものの一つではないかと思う。とくに TV などマス媒体向け CM は難しい。形がないばかりか、効用すらなかなか実感困難なものを、さも魅力的なもののように、絵や簡単な言葉で見せる(感じさせる)必要があるからだ。さらに、「ビジネス」という難物がある。ビジネスを絵で見せるのは難しい。(1) Read more

モデル駆動エンジニアリングのための情報分類

2007年 6 月 1日

【鎌田博樹 (本誌編集長) 】

課題:工学的意思決定のための情報の構造化と知識化

情報は方向性を持ったときに知識となる。知識は多様な知識が融合し結晶化したときに知恵となる。かつては経験に裏付けられた知恵を持って人々に知識を与え る人が、現場や社会のリーダーであり、尊敬される存在であった。すべてが情報として消費され、しかも情報の前提が共有されない今日の「情報化社会」は、残 念ながら知恵も情報として廃棄されかねず、ブランド価値よりも非力であるとされる。かつてはニュースそのものが貴重であり、読者から積極的にアクセスしな ければならなかった。今日では、ニュースといわず雑音といわず、先方から飛び込んでくる。 Read more

MDEのためのコミュニケーション環境

2007年 6 月 1日

【鎌田博樹/本誌編集長】 モデル駆動エンジニアリング(MDE)とは、問題の発見から計画・開発・運用を含むエンジニアリングのライフサイクル全体を通じ、モデルを主要な構成単位 としてシステム工学的に利用する方法論、あるいはそれを意識した工学的な実践を意味します。 Read more