XBRL USがMDMIコンソーシアムに参加
2009年 7月 2日
OMGリリース=XBRL US がOMGのモデル駆動メッセージ互換性標準 (MDMI) 普及のためのコンソーシアムに参加
【マサチューセッツ州ニーダム発 2009年6月29日】OMGは6月29日、XBRL US が、OMG Model Driven Message Interoperability (MDMI) Consortium に参加したことを発表した。MDMIコンソーシアムは、金融サービス機関がこの標準の事業性と技術的価値を早期に確認し、採用する前提となる特別な専門家チームの費用を分担する手段を提供するものとして設立された。
今回の発表にあたってOMGのリチャード・マーク・ソーリー 会長兼CEOは「XBRL US は、伸張性のあるビジネスレポーティング言語とそれによる相互運用性を提唱する団体として抜群の存在です。MDMI標準は、メッセージ情報の変換を単純化することで金融を含む産業界が相互運用性を確立する上での障害を取除くために開発されました。」と述べ、「このコンソーシアムの創立者やその他の方々と協力して、ほかの業界に対しこのアプローチが金融サービスにもたらす利益を実証するために働けることを喜んでいます。」とコメントしている。
XBRL US のマーク・ボルジアーノCEOは、「最近、規制とコンプライアンスへのニーズに促される形で動き出していますが、効率性、コスト削減、透明性などの改善を加速するには XBRL を使っていくしかありません。」と語り、「様々なデータ標準の間での相互運用性や融合は、標準化の“次のレベル”の重要な部分を占めます。例えば、ISO が調整している企業活動の分類では、(米国の証券保管振替機関である) The Depository Trust & Clearing Corporation (DTCC) と (銀行間決済機構である)SWIFT の間での協力が進んでいます。」と述べた。
ボルジアーノCEOによれば「MDMI は標準フォーマットの変換とマッピングの問題にアプローチしようとており、したがってこれらの方向と合致するものです。」という。MDMIコンソーシアムの参加機関には、FireStar Software、HSBC、SWIFT といった顔ぶれが入っている。
この発表について、ファイアスター・ソフトウェア (FireStar Software)社のケネス・A・ロード (Kenneth A. Load) CEOは、「XBRL US がOMGのMDMIコンソーシアムに参加したことは、金融市場と金融サービス産業に対してMDMI標準が持つ広汎な適用性と価値を力強く裏づけるものとなります。」とコメントし、「MDMIコンソーシアムは現在、様々な分野のメッセージ標準のリーダーたちとともに、決済、セキュリティ処理、企業活動におけるMDMIの価値を実証しつつあります。」と語っている。
MDMIについて
メッセージ間の相互運用性は、コストを低減し、データ品質を高めることで利益を増大させる。分散したシステム間での自動的な相互運用を実現することにより、MDMIは通信を改善し、エラーを減らし将来のビジネス環境の変化に対応することを可能にする。MDMIは、金融機関がメッセージ形式のオーナー(標準化団体、金融機関その他)が提供する標準的なマップを使ってISO20022 (UNIFI) を含む金融メッセージの標準形式で正確に情報をマッピングできるようにするもの。様々に異なるメッセージ形式の間で決済情報の変換を行うことは、金融機関にとって大きなコスト負担となっている。この標準は、新しいメッセージ形式への移行の道筋をつけるものでもある。MDMI標準仕様は、アダプティブ (Adaptive) と SWIFTの支持を得て、ファイアスターソフトウェア、IBM、インフォマティカ (Informatica)、IPコマースの各社が提案し、2007年末に公刊された。
MDMIコンソーシアムについての詳細な情報はこちらから、OMGについての情報はこちらから入手できます。OMGやMDMI コンソーシアムのメンバーシップについてのご質問は、直接ケン・バーク (Ken Berk, kenberk@omg.org)までお尋ねください。
XBRL US について
XBRL US は、XMLベースのビジネスレポーティング標準の米国における普及のための非営利コンソーシアムで、XBRL International に加盟している。会計事務所、ソフトウェア会社、財務データベース、証券印刷会社、政府機関などを含むビジネス情報の一連のサプライチェーンを表現している。XBRL USは、米国の公的部門、民間部門の使用に有効な分類法の開発を通じ、XMLビジネスレポーティング標準の実装を支援することを使命とし、異なる部門間の相互運用性の確立を目ざし、ビジネスレポーティングのサプライチェーンに関係するすべての主体と協力しつつ、これらの分類の採用を促進している。XBRL US は、米国会計基準 (GAAP) および共通レポーティング慣習、投資信託目論見書 (mutual fund prospectus) における Risk Return Summary、投資スケジュール (Schedule of Investments)をサポートする分類を、証券取引委員会 (Securities and Exchange Commission)との契約の下に開発した。これらの分類は、こちらから見ることができる。 (7/1/2009=訳)












