DDS


Data-Distribution Service for Real-Time Systems (DDS)

OMG Data-Distribution Service for Real-Time Systems (DDS)は、リアルタイムおよび組込みシステムのためのpublish-subscribe (出版-購読)型通信を直接の対象とした最初のオープンなミドルウェア標準である。DDSは、アプリケーション定義名(Topic)とキー(key)を使い、データオブジェクトに宛てて読み書きの操作を行うだけで、複数のアプリケーションの間で情報を共有できる仮想的なGlobal Data Space(包括的データ空間)を実現する。DDSは、信頼性、帯域幅、送信期限、リソース資源などのQoSパラメータを微細かつ広汎に設定する機能をサポートしており、さらにGlobal Data Spaceの上にローカルなオブジェクトモデルを構築することができる。

DDSポータルは、OMG Data Distribution SIG (DDSIG)が管理している。DDSIGの活動やその他コミュニティに関係するイベントについては、EventCalendarおよびDDSIGのホームページを参照のこと。本ポータルは Wiki を使用してコンテンツを管理している。内容について編集したい場合には、PortalMaintenancePage の PortalUsagePolicies を一読しておいていただきたい。使い方については、WikiCourse HelpContents を参照。なお  WikiSandBox は編集作業の練習に使える。 (本記事更新7/7/09)

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DDSについての情報源

DDSの概要については、DataDistributionIntroのページを参照。DDSのハウツー、利用パターンとサンプルコードは、DataDistributionExamplesのページにある。

TutorialsPageは、DDSに関するプレゼンテーションを収めている。さらに詳細な情報は、WhitepapersOtherMaterialのページにある。Trainingページは、定期的、あるいはオンデマンドでDDSに関するトレーニングを行っている組織をリストアップしている。

InformationDaysは、OMGのDDSインフォメーションデーにおける利用事例、製品技術についての発表を収録している。これらのイベントは2006年から始まり、現在も続いている。

現在のDDSの仕様は、バージョン1.2だが、これ以前のバージョンと関連の仕様もSpecificationsページで見ることができる。

現在の DDS Interoperability Wire Protocol 仕様は、バージョン2.1だが、これ以前のバージョンと関連の仕様もSpecificationsページで見ることができる。

ベンダー、製品あるいはDDSをサポートあるいは利用しているプロジェクトについての情報は、VendorsおよびProjectsのページにある。

ニュースとイベント

2009年03月25日:マルチベンダーの DDSワイヤプロトコルの相互運用性デモ
ワシントンで開催されたTCミーティング期間中、異なるDDS実装の間での透過的なコミュニケーションを実演した。このデモは、PriemTech社の OpenSplice DDS とReal Time Innovations 社の RTI Data Distribution Service、それに Twin Oaks Computing 社の CoreDX の上でそれぞれ動作するアプリケーション上でセンサデータのシミュレーション結果を交換したもの。OMGのプレスリリースはこちら

2009年03月17日:RTI社がDDS実践ワークショップ開催
RTI社は5月と6月に、ワシントンDC、ロサンゼルス、ハンツビル(AL)、ボストン、サニヴェール(CA)の各都市で2日間のワークショップを開催する。これらはDDS標準の機能とアプリケーションへの応用について解説するもの。詳細は、RTI社のサイトで。

2009年03月17日:RTI社が RTI DDS 製品を研究開発用に無償貸与
RTI社は、RTI Data Distribution Service をほとんどの独立研究開発機関(Independent Research and Development (IR&D))、中小企業の研究開発部門、および大学に対し、無償で提供すると発表した。

2009年01月13日:OpenSplice DDS がオープンソースに
PriemTech社は、OpenSplice DDS をオープンソースとしてリリースすることを発表した。OpenSplice DDS はOMG標準をフル実装したもので、DCPSとDLRLレイヤの両方を提供する。PriemTech社のこの方針は、2009年1月14日に公開されたオンラインウェブキャストの際の質問への回答で明らかにされたもの。

2008年12月14日:DDS相互運用デモの計画発表
RTI社とPriemTech社は、共同で相互運用性デモを行うことを発表した。このデモは、12月のOMG TCミーティングで発表されたもの。2009年3月に開催されるワシントンDCでの次回ミーティングで行われる。

2008年12月14日:DDS for Light-Weight CCM 標準を採択
この仕様は、CCMおよび軽量型CCMを利用して、DDSを使ったコンポネント間の通信を実現するもの。これができるまでは、コンポネント間通信にはCORBAだけが使われていた。最初の仕様は、こちらからダウンロードできる。

2008年6月26日:UML Profile for DDS Specification
カナダのオタワ市で開催されたOMGテクニカルミーティング(TC)において採択勧告。この仕様は、UMLツールがDDSシステムをモデル化し、関連コードを自動生成する方法を定義したもの。詳細な情報は、Specificationsページを参照。

2008年6月26日:Extensible and Dynamic Topic Types for DDS RFP
上記TCでRFPを発行。この仕様は、DDSのTopicにType Extensibilityを追加するとともに、コンパイル時の情報がなくても読み出し書き込みができるダイナミックAPIを導入するもの。詳細な情報は、SpecificationsProgressを参照。

2008年5月16日:Hands-On DDS Workshops
RTI社はDDSのトレーニングのための一連のワークショップを開催。DDSを評価し、利用を計画したり、すでに使用しているユーザーのための2日間のワークショップで、DDS標準の機能、アプリケーションへの適用方法などを解説。詳細は以下で→http://www.rti.com/services/workshops.html

2008年5月16日:DDS Demonstration Application
RTI社は、発行・予約型アーキテクチャやリアルタイムQoS、データ中心設計などのDDSの中心的コンセプトを実演するデモ・アプリケーションを開発した。詳細は以下で→ https://www.rti.com/mk/shapes_demo.html

2008年3月14日:Native C++ Language DDS API RFP
ワシントンDCで開催されたOMG TCで発行されたRFPで、DDSのための新しいC++ APIを定義し、ISO C++標準に表現されている言語機能を利用できるようにするもの。詳細な情報は、SpecificationsProgressを参照。

2007年10月10日:DDS Forum
DDSとリアルタイム+QoS対応の出版-購読型ミドルウェアのアーキテクト、開発者、現場実務家の国際的な交流を実現するオンライン・プロジェクト。DDS Forumは、SOAやネット中心型アプリケーションの厳しい要求に対してデータ中心型インテグレーションを実現する方法をめぐる意見や経験、ノウハウを共有するプラットフォームを提供する。

2007年10月03日:高性能ミドルウェアと開発ツールのリーディングカンパニーPriemTech社は、 年末までDDSに関する無料ウェビナーを提供。DDSミドルウェア技術を普及させ、データ中心型分散システムの応用範囲を、今日のSOAおよびネット中心 型アプリケーションに拡大することを目ざす。業界のベストプラクティスと重要な参考情報、プリズム社の適切な情報を的確に配信するOpenSplice DDS製品の機能などを解説。

2007年4月03日:DDS Survey
OMGはDDS技術の利用状況に関するサーベイを実施。DDSを採用あるいはその計画がある場合はこちらの調査にご協力を。回答はOMGウェブページにて公開。

2007年3月01日:OMGがサンディエゴのTCミーティングで、SPAWAR Information Day を主催。ミッションクリティカルシステムでのDDSの利用などについてもカバー。